派遣社員という選択肢

派遣社員という選択肢

派遣勤めは楽しい不安ばかりではない実情

派遣社員という選択肢
派遣切りが話題となって久しいですが、雇用形態として派遣というのはそれほど悪いものじゃないというのが私の感想です。むしろ色んな企業を経験でき、自分のスケジュールに合わせて長期・短期と選べる派遣は、社会人経験の浅い人や既婚の女性にも優しい働き方だと思います。

男性の場合、やはり最初から派遣という選択肢を除外して就職活動をする人が多いようです。それは契約期間や福利厚生の面における違いを考慮しての結果です。しかし、どこの会社にも試用期間というものがあります。その間は時給計算だったり、ボーナスや残業代もつかない場合も多いです。派遣の場合、もちろん最初は時給計算でスタートしますが、一般企業では地方でも時給1000円を下ることはあまりないですし、専門職ともなれば時給2000円なんていう採用があったりもします。一生の仕事を決めるというのは大変なことです。後になればなるほど転職は難しくなるので、若い内に色んな職種を経験してから一生をかけて打ち込めることを探すのも悪くありません。20?29歳の一年間の再就職率が50%を超え、そこから年齢が上がるに従い徐々に離職率が落ち着いてくることを思えば、大学卒業時点で一生の仕事を決定し、定年までやり遂げるということにこだわる時代ではないと言えます。男性がぜひ狙いたいのは、この派遣雇用の中でも「社員登用前提」の仕事です。企業側も派遣会社が人材マッチングを請け負ってくれるので、効率がいいと考えているのです。

女性の場合はどうでしょう。多くの場合、人生の中で度々働き方を変えなければなりません。結婚した後は、パートナーの転勤や出産など大きなイベントも待ち受けているかもしれません。家事の時間を確保する必要もでてきます。そんな場合、派遣雇用であれば、アルバイトより遥かに良い時給で1ヶ月のみの短期や残業なしなど、自分の希望する条件を探すことができます。しかも大手企業勤務のチャンスもありますし、もしトラブルがあったとしても派遣会社が仲介に入ってくれるため非常に働きやすいのです。派遣会社のウェブサイトには豊富な検索機能が備わっています。私の知人に3ヶ月程度の派遣を繰り返している主婦がいますが、理由を尋ねると「長く勤めることで生じる複雑な人間関係が嫌だし、憧れの有名企業に入れた上に派遣社員は残業させてもらえないので堂々と帰れる」ということでした。確かに、サービス残業が当たり前の社員と比べ、派遣社員には超過勤務分は1.25倍の給与支払いをしなくてはいけない決まりなのです。

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